岐阜旅行Part1 国登録有形文化財 高山の旅館かみなか【部屋・食事などのレビュー】

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こんにちは すぎだま@sugidama_)です。

本来なら、今年の夏はヨーロッパへ音楽祭への旅を企画していたのですが、新型コロナウィルスのため泣く泣く中止。

どうにもこうにも旅欲求は捨てがたく、代替として高山・奥飛騨へ行ってまいりました。

今回の二人旅のコンセプトはもちろん、日本秘湯を守る会会員宿に行くことと、「円空」の仏像を観に行くこと。

こちらどうぞ コンプリートした秘湯スタンプ帳がはやく使えるようになってほしい【秘湯スタンプ帳有効期限延長】

6月にこの旅を企画したときは、「いい加減8月お盆も過ぎれば、コロナも落ち着くだろう」と思っていましたが、状況はかくのごとし。それでも国の”奇策”GoToキャンペーンは実施しているものの、僕も同行者も東京都民なのでその恩恵にもあずかれず。でもいいんです、旅ができるんですから。

今回は3泊4日のうち、初日に高山に。そのあと奥飛騨温泉郷のなかの新穂高に2泊し、中日に上高地散策を組み込みました。

まずは初日の高山。宿は、国登録有形文化財の日本旅館「旅館かみなか」です。

2020年8月20日~21日に訪れた際の様子となりますので、現在と内容が異なる箇所があるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。

旅館かみなかの基本情報と予約方法

高山・旅館かみなか 外観夕景
高山・旅館かみなか 外観夕景
住所〒506-0009
岐阜県高山市花岡町1-5
TEL0577-32-0451
URLhttp://kaminaka.info
IN:OUT16:00 / 10:00
宿泊料金12,000 円 ~ 20,350 円[2名利用 1泊2食付]
日帰り入浴なし
客室数8
食事場所お食事所
駐車場あり
送迎なし
2020年8月31日現在

有形文化財登録の宿「旅館かみなか」。高山駅から徒歩3分というベストロケーションなのに、元遊郭という木造二階の建物は、その佇まいだけで旅情をそそります。

日本庭園が見下ろせる旅館かみなかのお部屋

高山・旅館かみなか竹の間
高山・旅館かみなか竹の間

今回泊った部屋はわずか8つしかない中でも最上級らしい、縁側から階下に日本庭園を望む角部屋和室10畳のお部屋「竹の間」。最高です。

お部屋にトイレもお風呂もなく、トイレは共用(ウォシュレットです)。昔懐かしい、洗面所は蛇口が数個並び、ブリキの洗面器があったりして。今の若い日本の子には不便と感じる部分も多いけれど、外国人にはいたく好まれそう。

玄関から広い階段をぐるりと上がった廊下からすべての部屋にアクセスできるようなっていて冷房もなく、そこここの扇風機がゆるゆると回っているなんて今時ないですよ。

浴室へ向かう廊下も曲がりくねってて、歩くとギシギシ鳴ったり。浴槽もこじんまりとしてるし、窓を開けると女将のお孫さんのビニールプールが干してあったりで、なんともほっこりです。

旅館かみなかの夕食は上質でかつ多め

高山・旅館かみなか 地酒飲み比べ
地酒飲み比べ

プランとして朝食のみ付けるのもあるそうですが、どうやらこの日は宿泊者は僕たちだけだったようで、ひろーーい広間にぽつーーんとしたなかで夕食をいただきました。

内容は和風懐石ですが、ちょっと中華風味の”豆腐ステーキ”があり、飛騨牛の陶板焼き、天ぷらも出て、たいそう腹いっぱいになりました。

僕たち恒例の地酒飲み比べは、「無ろ過純米酒 純米上澄」(原田酒造場)、「氷室 大吟醸 生酒」(二木酒造)。甲乙つけがたい良いお酒でした。

ちなみに僕は喫煙者。昨今は客室内でもたばこは禁止という宿が多くなり、こちらも建物内では禁煙でした。有形文化財ということもあるでしょうけど。最初の写真で見える、唐破風屋根の玄関先に縁台が出ててそこで吸えます。湯上り後の浴衣姿で一服なんて、昔懐かしい感じでしたよ。西日はきつかったですが(笑)。

朝は早起きして高山古い町並み歩きもよいですよ

コロナ禍の高山・宮川朝市
高山・宮川朝市

翌朝は早起きをして、宮川の朝市に行きましたが、なんせ平日な上にこのコロナ禍。観光客が”まったく”いませんでした。朝市裏手の、あまり観光地化されていない方の古い町並みにも人影はなく。

でもそれぞれの玄関先に打ち水がしてあったり、朝顔の花や葉に水やりのしずくが残っていたりで、、そこに生活している方々の営みが感じられたひと時でした。

ゆったりと朝食をいただいて、僕たちは手配した迎えのタクシーに乗り込んで、円空詣でに旅を進めたのでした。

まとめ:旅館かみなかに泊ってみて、文化財を守ることの大変さを知りました

高山・旅館かみなか 朝食の朴葉みそ
高山・旅館かみなか 朝食の朴葉みそ

出立時に女将とお話をしましたが、やはりコロナ禍で外国人客が来ないことは大打撃だそうです。ちなみになぜか、イタリア・スペインの方々が多く泊まられるそうですよ。

まとめとしては、水回りは最新タイプのものに改装してあっても、全体的には古臭い雰囲気はぬぐえません。窓はサッシではありませんし鍵もねじ込むタイプ。部屋の入口の扉の鍵も心もとないし、館内はほの暗いし、食事処の木目調のクーラーなんか骨とう品です。

でも仕方ないんだと思います。

昨年、敷地内の多くの建物が登録有形文化財に指定されている青根温泉 湯元 不忘閣に泊った際に若女将が、「いろいろ手を入れたいけど、それには面倒な手続きが必要だし、そもそも手を入れられるかもわからないのが現実なんです」と言っていましたが、文化財を守るというのは大変なことなんです。特に宿は使用頻度が仏像などと違って、止まることありませんしね。

管理する方々のご苦労を察して、こういった貴重な文化遺産をずっと残してもらえるよう、こちらも理解とやさしさ、スマートさを持っていたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。続きを乞うご期待。

第2弾はこちらから 岐阜旅行Part2 【飛騨高山まちの博物館】で円空を愛で、創作郷土寿司本舗【梗絲(きょうし)】で絶品の飛騨牛のひつまぶしを楽しみましたの巻

第3弾はこちらから 岐阜旅行Part3 新穂高温泉 槍見館レビュー【風呂・食事など】

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